2010年04月25日

日本皮膚科学会が育毛剤成分を5段階評価

アサヒコムより

約800万人の男性が悩むといわれる薄毛、脱毛への正しい対処法は――。
日本皮膚科学会が男性型脱毛症の診療指針を初めてまとめた。
治療薬や育毛成分、植毛など10種類の対処法について、5段階で評価した。
近年、科学的根拠が乏しい関連商品やサービスが横行。
多発する健康被害や金銭的なトラブルの減少につなげたいという。

指針は、東京医科大の坪井良治教授(皮膚科)を委員長に、計10人の皮膚や毛髪の専門医が作った。
育毛剤などのメーカーからも資料提供を受け、国内外の論文などから科学的根拠の有無を調べ、「強く勧められる=A」「勧められる=B」「考慮してもよいが、十分な根拠がない=C1」「根拠がないので勧められない=C2」「行わないよう勧められる=D」に分類した。

Aに判定されたのは、飲み薬のプロペシア(成分名フィナステリド)と、塗り薬のリアップ(成分名ミノキシジル)。
プロペシアは女性では、Dとされた。一方、この2剤以外の主な育毛剤、発毛促進剤に使われている成分で、AやBに判定されたものはなく、アデノシンやt―フラバノンなど5成分はC1。
血行促進などの作用がある植物の根、セファランチンはC2とされた。
成分名は、商品に表示されている。

自分の後頭部の毛組織を脱毛部に移植する自毛植毛はB、化学繊維を用いる人工毛植毛は、感染症や拒絶反応などの報告が多く、Dとされた。

指針では、治療の手順も示した。
生え際の後退の程度などから、軽症と診断されればC1群の育毛剤を使うか、リアップとプロペシアを1年使う。
効果がない場合は、自毛植毛へ。中等症以上ならば、同様に二つの薬を使い、自毛植毛に進むよう提言する。

以下略


これは画期的ですね。
世の中に育毛剤・養毛剤が色々出回り、男性のコンプレックスを刺激しながら、宣伝しまくってますが…
専門医師から見て、一部を除けば効果が現れる科学的根拠はないと言う事ですよね。

確かに実際に育毛剤で本当に効くのは、プロペシア(フィナステリド)だという話はよく聞きます。
ただ、これって現在日本では医師の処方が無ければ手に入らないのですよね。
市販薬として認可されれば、他の育毛剤を出してるメーカーは大打撃でしょうね。

生命保険 見直し コラーゲンドリンク 美皇潤 コラーゲンドリンク 比較 雑穀米 女性 薄毛

同じカテゴリー(ニュース)の記事
 オリックス生命が新しいがん保険を発売 (2010-02-15 23:06)

Posted by あれこれ at 22:52 │ニュース