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日本では40代の3分の1、50代以上では4割を超える男性が、薄毛で悩んでいると言われ、抜け毛や薄毛を解消しようと、育毛剤や育毛サプリメント、内服薬などいくつも試してみては、期待を裏切られたという人はとても多いでしょう。
ところが、最近受けた人のほとんどが「髪が生えてきた」と効果を認める発毛法が話題になっています。

髪を再生させる画期的な発毛法として、脱毛症の救世主として注目を集めているのが、「harg療法」です。
harg発毛法は、簡単に言えば頭皮に「成長因子」を注入して、髪の毛の細胞分裂を活性化し、髪の毛の成長サイクルを正常に戻して、髪の毛を再生させる発毛法とのことです。

具体的には、harg発毛法では、女性の脂肪幹細胞から特定のタンパク質を抽出し、これに髪の成長に必要な各種ビタミンやアミノ酸成分などを加えて配合した「hargカクテル」を、頭皮に注入します。
女性の脂肪幹細胞が作り出すタンパク質には、毛髪の細胞を成長させる成長因子（AAPE）が含まれていて、この成長因子を頭皮に注入することで、毛母細胞を刺激し細胞分裂を活性化して、毛髪を再生・成長させるのだとか。
harg発毛法は欧米やインドネシアなどでは以前からよく知られていますが、日本で臨床が始まったのは2007年だそうです。

harg発毛法のメリットは、ミノキシジルやフィナステリド（プロペシア）などによる育毛法に比べると、副作用がなく安全性に優れており、アレルギーを引き起こした例もないこと、そして発毛率が高いところです。
harg発毛法の専門クリニックである「HARG治療センター」によると、治療を受けた患者の99％に、程度の差はあれ発毛が認められたそうです。
さらに、harg発毛法は、男性型脱毛症（AGA）だけでなく、円形脱毛症や女性の薄毛など、全ての薄毛・脱毛症に効果的なのだとか。
女性の場合、副作用のおそれがありフィナステリドによる治療ができないため、harg発毛法は女性にもとても注目されている発毛法らしいです（harg治療センターの患者の約半数は女性なのだとか）。

harg発毛法では、hargカクテルの注入を中心とした治療を3週間〜1ヶ月おきに施し、6回の治療で1クールとしています。
1クールを終え、開始から半年ほど経てば、ほとんどの患者に発毛が起きており、さらに次の半年間で増毛の成果が出ることが多いのだとか。
このように治療期間は長めで、治療費も決して安くはないようですが、発毛効果や発毛率が高く、治療を受けた人の満足度も非常に高いので、抜け毛や薄毛に悩んでいる人はharg発毛法をぜひ試しみてはいかがでしょうか。